サウナでゴリラとTumblr
重い心臓の病気で働けず、民生委員の助けによって生活保護を受給することができたとう男性は、「生活保護がなかったら死んでしまうんです」と訴え、医療費の一部負担についても述べた。
「医療費を一部自己負担にしたら、僕の薬、飲めなくなります。飲めなくなったら血が固まって死にます。命を守るための生活保護です。それに期限をつけるなんてどういうことですか」
また、十数年前にバイクの事故で両目を失明し、左足を膝のところから失い、また両手のほとんどの指を失ったという車椅子の男性もデモに参加していた。事故のあと、2年ほど病院を転々としていた男性は退院して地域で暮らすことになり、最初の1年間は貯金でなんとか生活していたものの、1年ほど経ったところで通帳の残高が2000円ほどに。そこで生活保護制度を思いつき、窓口に行くものの、こう言われたのだという。
「窓口の人に『あなたは働けないんですか』と言われました。僕は最初、(目が見えないので) 他の人に言ってるのかなと思ったんですが、そこには僕と担当の人しかいないことに気付きました。頭が真っ白になりました」
その男性は福祉事務所に行く前に、ハローワークに行っていたのだという。しかし、「足がなくて指がなくて両方の目が見えなくても就ける仕事はないですか」と聞くものの、答えは「残念だけどないですね」というものだった。
頭が真っ白になりながらもなんとか状況を伝え、無事生活保護受給に辿り着いた男性は、この日のデモで、訴えた。
「僕はこの身体になるまで、まさか自分が事故で障害者と呼ばれる状況になり、まともな暮らしができる稼ぎを稼ぐことができない状況になるなんて思ってもいなかったんです」「確かに今は、申し訳ないですけど沿道の皆さんのように、毎日汗水流して労働しているわけではないです。それでも、僕ももし許してもらえるならば、可能であるならば、寿命が尽きるまで生きていたいんです」「僕は生活保護制度を使わないと生きていけないから使わせてもらっています。でも、使える期間が区切られて、3年経ったら、5年経ったらダメだよって有期制が導入されてしまったら、僕も暮らしていけないし、生きていけなくなります」