サウナでゴリラとTumblr

2 notes
October 24, 2011

 会議をセッティングする企画部門、事務局部門の人たちは、特に気をつけないと「会議ペット」予備軍になっていくだろう。経営陣が会議中毒になっていると、事務局部門全体が経営陣に飼われる愛玩動物状態になってしまう。現場からは「会議ペット部門」と揶揄されることになるかもしれない。

 膨大な時間をかけて資料を作成しても、その資料が使われるかどうかは経営陣の気分次第。時には「こんな資料、誰が作れと言った! 今すぐ作り直せ」と、会議中に急遽資料作成を強いられることもある。

 私がオブザーバー参加していた会議でも、何度か目の当たりにした。社長が怒り、会議中、その場で資料を作り直させるのだ。その間、会議は中断になるのかというと、そうはならない。別の議題を持ち出しては社長が延々と演説を続ける。

 30分ぐらい経過してようやく資料ができあがると全員に配布させ、「初めっから、こういうのを出せって言うんだよ、俺は」と満足気だ。

 しかし、次回の会議で同じような資料を作っても社長は怒り出す。とにかく「作り直させること」自体が習慣化している人間というのは、どこの組織にも1人はいるものだ。相手を信用していないというか、それこそ人間扱いをしていないので、最初に提出されるものは常に「NG」だ。これは理屈ではない。

 「会議ペット」たちはまじめだ。それに、会議では、幹部の口からさまざまな角度で語られるため、普通以上に経営の実態を知ることになる。従って彼らは危機感を肌で感じることになる。

 ところが事務局部門は結局のところ、現場を知らない。

 実感を持って語ることができないため、現場のメンバーと飲みに行っても、「お前はいいなぁ。現場の苦労を知らないから」と言われ、例えようもない精神的抑圧に心痛の毎日を送ることになる。

 ひどい場合は「会議うつ」になってしまうこともある。

 そういう状態の方は、会議中、ほとんど発言することなくボーっとしている。上司に意見を求められても、いつも上の空。資料を作らせても、あり得ないミスを繰り返し、慢性的な睡眠障害に陥っているためか、会議中に「居眠り」までする。

 私自身も、昔は会議が1時間を超えると知らぬ間にまどろんだ。うたた寝を繰り返し、会議中に同僚から足を踏まれたことさえある。今思い返しても、本当にひどい精神状態だった。

  1. boosted posted this